体験談

EXPERIENCE

ABOUT MORNING SEMINAR

上田 輝一

㈱おにぎりの桃太郎

四日市市倫理法人会

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「喜ばす事」こそが、成功の原理原則

私は四日市市内で49年間、おにぎりの製造販売業を営んでおります。倫理の勉強を始めて30年、その中で得た最大の学びは「他者に喜ばれること」こそが、すべてを成功に導くということです。

世の中は「存在」の原理で構成されています。陰と陽、女性と男性、損と得等です。特に商売においてはこの「損と得」がもろ刃の剣で経営者はいつも迷い、困惑します。しかし結論から言いますと、損して得取れの格言通り、相手を先ず喜ばす事が肝要です。一方お客様が喜ぶ事は、会社が困ることが一般的です。

桃太郎の創業の動機は私が24歳の時、アメリカで単身放浪しながらふっとワイキキビーチで食べたマクドナルドの「100円」バーガーでした。パンの間にはミートパテとケッチャップだけの超シンプルな商品でした。1972年の事で当時日本では東京三越の一階に第一号店で、私も初めて見て、食べた商品でした。食べた瞬間愕然としました。「こんな美味しい、そして便利な商品は・・・」と思った瞬間、これは日本の「おにぎり!」と閃きました。これが桃太郎の原点です。

1974年に1・5坪の小さな売店からスタートし、多店化を図りました。店売り以外にお客様より運動会等のイベント予約などのご要望もあり、イベント担当者が一番困っている事を知りました。それは雨の心配でした。当時、雨キャンセルが出来る業者は一件もなく、
悩んだ末、清水の舞台から飛び下りました。その結果、この企画が大当たり桃太郎の看板企画となりました。幸い現在まで大小併せて何万件のご予約中、一件だけ大きなリスクを体験しました。約1000食の雨キャンでした。幸い16店舗直営店があり、最小限のリスクで回避できました。

正に「他者に喜ばれること」を絵に描いた様な実例ですが、商売の秘訣はお客様を喜ばす事に帰結します。まだまだ倫理経営の足元にも及びませんが、今後も色々な難題が生じます。その際にはこの言葉を座標軸に倫理経営を進めます。

松岡 博行

有限会社 MCD

伊勢志摩倫理法人会

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倫理体験を600字程度で書いて欲しいと依頼され、ハイ喜んでと引き受けた。
この時点でハイ!の実践である。
倫理法人会に入会して勉強していくと、万人幸福の栞に有る17ヶ条を素直に実践しなさいと教えられます。只、それだけ。簡単な事なのだが、それが難しい。
今も600字程度で書くだけの簡単な事なのに、それが難しい。((笑))
そこで、私が倫理法人会に入会してからどうなったかを書き出してみました。
2005年に初めて知合いも友達も居ない伊勢に移り住み、月1万円で車庫を借り、リサイクル品の販売開始。色々試行錯誤を繰返しながら、10坪、20坪と倉庫を拡張移転していた2008年、野口相談役(当時は野口会長)から強烈に誘われモーニングセミナーに参加。
3ケ月ほど見学させてもらい入会する事にしました。
当時は、1万円の月謝を出すのも大変な状況でした。
入会して1年後、専任幹事と複数の県の委員会を兼務、仕事はさて置き役職業務に追われる状況となり、気が付けば伊勢志摩倫理法人会の会長を拝命、三重県倫理法人会の20周年と伊勢志摩倫理法人会の10周年記念式典の担当、県倫理法人会の広報委員長や青年委員長事務長なども経験させて頂きました。
その結果、今振り返ると沢山の仲間や知り合いが出来て、会社の事業も範囲も広がり約900坪の敷地に倉庫を持ち農業機械の販売修理やドローン教習所、レンタルスペース賃貸と軽運送事業など、社員・アルバイト、外注合わせると35名の会社にさせて頂きました。
皆さん、どう思います? お墓参りや、両親の足を洗わせてもう実践、夫婦愛和の実践、
ハイ!の実践と、何かと17ヶ条に照し合せて、その時自分の出来る事、自分の気持ちに素直に聴いて自分良し、相手良し、世間良しを確認しながら進めて参りました。
これが、私の体験談です。 600字やっぱり超えちゃいました。(笑)

中西 幸照

観音精舎

四日市西倫理法人会

倫理法人会に入会して一年と半年が経ちました。
まさに三日坊主の私が、毎日取り組んでいる『足下』の実践があります。

お風呂に入る時、第一に足の裏を丁寧に洗い、「有難う」と心を込めて丁寧にマッサージをする。そして足の裏を守る靴を揃える。といった、誰でも出来る身近な実践です。

足の裏には体のツボが集結しており、『第二の心臓』として大事な役目を果たしながらも、特に日の目を見る訳でもなく、以前はろくに洗わず済ましてしまう事もありました。また、玄関先の靴が乱れていてもそのまま放っておいたり。

毎日意識して実践を続けることで、普段目に見えない所にこそ、大切な要素が詰まっていることに気付かされ、人だけでなくモノや自然にも守られている事を実感します。

万人幸福の栞の中に、『人の肉体は、その人の心をそのまま表している』という一文があります。
長年悩まされてきた坐骨神経痛が完治し、まさに実践の賜物と密かに喜んでおります。

岡村 昭

マイのりレンタカー 松阪店

鈴鹿市倫理法人会

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2021年11月に入会してからは、モーニングセミナー、シェア会への参加を実践として続けております。
シェア会の時などに先輩会員さんに、新しく始めた仕事の相談をするも家庭の問題ではないか?と言われ妻との関係が上手く行っていない事に気が付きました。
気付くことは出来たものの妻との関係を良くする為にはどうしたら良いのか悩んでる時に倫理指導の機会を頂きました。
倫理指導では「一番簡単な相談」と言われ、自分の中ではどういう事?と思いました。
指導の内容は、正座をして奥さんに今までの事をキチンと謝りなさい。奥さんの目を見てサンドバッグの様に殴られる覚悟で話しを聞きなさい。というものでした。
そしていつやりますか?と問われたのですが答えられずいると「今でしょ!」
の一言で、その場で妻に電話して「帰ったら話したい事があります」と伝える事になりました。
家に帰り妻の前に正座をして、今までの事を謝りサンドバッグになる覚悟で妻の話しを聞きました。
妻からの言葉は「貴方に謝って欲しいとは思っていない」という意外なものでした。家庭を顧みなかった私に不満は沢山あるのでしょうが、仕事をして家庭を支えて来た事を評価してくれていました。
素直に行動した事で心の中のわだかまりが少し軽くなりました。
まだまだ良好な関係とは言い難いのですが、明るく朗らか家庭を築けるよう行動する事を心がけて行きます。明朗、愛和、喜働!

山野 陽子

(株)ナデック

鈴鹿市倫理法人会

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2022年。手狭になったため、15年ほどお世話になった場所から会社を移転しました。
その際に、かなりの書類を整理し処分しました。
物を捨てる、言い換えれば、物を移動させる。
このこと自体が、循環の始まりだったのかもしれません。
しばらくして、不思議な現象が次々と起こりました。
10年以上、連絡を取っていなかった東京在住の社長さんから突然の仕事の依頼。
2年前に一度だけ面談した方からの、これまた突然の仕事の依頼。
1年以上連絡がなかった知人からの電話。
偶然とは思えない出来事はその後も続きました。
何かが動き始めている。そんな感覚が私の中にも芽生えました。
皆さんが異口同音に言われたのが、「ふと、山野さんのことを思い出したので、連絡してみようと思った」らしいのです。
しかしながら何の前触れもなく、頭によぎることが不思議で仕方ありませんでした。
やがて、もしかしたら、倫理の教えにもある、「出せば入る」。まさに、それが起きているのではないかと思い始めました。
感謝を込めて後始末することが、新しいものを呼び寄せることにつながる。
全ては、ひとつながりなのだと実感させられる経験でありました。

石本陽洋

消防士

伊賀市倫理法人会

昔、父は絨毯工場を経営していました。当時父は36歳、母は34才で私が6歳。工場は軌道に乗りだし、父は母に「もう大丈夫や、楽させたるからな」の言葉を残し、突然この世を去りました。
以降工場は閉鎖、母は縁あって介護の仕事に関わり生活が一変しました。
父親のいない私は中学生で大人ができる一通りのことを覚え、ギリギリの綱渡りの中で高校を卒業。
やりがいもなく過ごした22歳の時、偶然目にした消防士募集に幸運にも採用され、不幸の最前線に出るたびに意識が変わり、そしてあの神戸の震災での経験で私の軸が定まり、人を救うため必死で勉強し、体を鍛え、現場一筋で28年。
2年前に現場を離れ、どうしていいかわからなくなっていた時に倫理法人会に出逢いました。
4月MSで入会を決意5月の宮内方面長の講話で、「親の体を洗ったことがあるか? 」が突き刺さり、早速81歳になった母に「足洗いの実践」。小さくカリカリになった踵をもみ洗いすると、子供の頃が思い浮かんで自然と涙が流れました。
6月の私の誕生日は母に2度目の足洗いと、娘から母にケーキとメッセージ「じいじ(私)を生んでくれてありがとう」のプレゼント。
皆でケーキを食べながら、父が「陽洋、もう大丈夫や」と言っている気がして、いつも誰かに助けられてきたのは父の導きだったと気付きました。
これからも「足洗いの実践」を通じて父と繋がり、違う形で人を助けていきます。

吉増千英子

田楽座わかや

伊賀市倫理法人会

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私は田楽座わかや11代目女将です。
伊賀市倫理法人会に2015年に入会。
今は伊賀市倫理法人会の第6代会長を拝命しております。倫理の学びと実践は最小の共同体、夫婦が本(もと)となり
家業、企業、地域の発展と繋がって行くと実感しております。
わかやも常に変化、新しい事へ挑戦せねば未来は無いと夫である11代目当主は考えており、私も同じ思いではありました。しかし、倫理法人会に入会前の私はいつも夫にこうして欲しい、自分の思い通りにしたいというわがままな心を捨てきれませんでした。
夫は私がセミナー参加後、必ず講話者のお話の内容を聞いてきます。
そんな中 物事を成し遂げる秘訣についての講話について伝えました。
その秘訣は捨我!わがままを捨てる!
まずは朝起き、人に物に喜びを注ぐ、清掃!特に清掃は大事と。
すると即行の実践。
夫は毎日毎日厨房の床磨き。
四つん這いになり愚直に実践をし続けるその姿に私は感謝の心でいっぱいになりました。夫に心を合わせたい!まずは明るくハイ!と返事をする実践を始めました。全てを受け入れる心でのハイの実践は
私自身自然と明るい笑顔になれた様な気がします。
その後の大きな苦難、コロナ禍でも私達夫婦は200年の歴史があろうが二人が今開店をした様な心持ちで大きな軸が出来ておりました。会員の皆様の応援、そして長年放置していた土地が急に売却出来、乗り越える事が出来ました。
奇跡は起きるものではない、起こす!
日常足下の小さな実践の積み重ねが驚くべき威力を発揮すると確信しました。夫婦愛和、数え切れないご先祖様と共に倫理を資本に家業に地域社会に日本に世界に貢献して参ります。

田中 宏明

NPO法人あったかコミュRみえ

桑名市倫理法人会

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私の最近の実践は「足裏もみもみコミュニケーション」です。
倫理では親や奥さんの「足を洗う」という実践がありますが、うちは奥さんにも子ども達ちにもスパッと拒絶されたので、代わりに「寝る前に足裏マッサージをする」事になりました。これには妻も子ども達も大賛成。
私は仕事が午後からの時間帯のため帰りが遅くなりがちで、帰ってきた頃には子ども達は夢の中という事が常でした。しかし、実践するには子ども達が寝る前に帰って来なければいけません。仕事の中身とスケジュールを見直して午後8時前後には家に帰れる様になりました。子ども達は大喜び!妻の表情もいつもより穏やかです。
右手で次女の足、左手で長女の足の足裏を揉んでいると子ども達は次々に沢山お話してくれます。子ども達の生活や思いが知れて本当に素敵な時間です。そして喋りきって嬉しそうに寝ていきます
子ども達が終わると今度は妻の足をマッサージ。妻もマッサージ中はいつも以上に良く喋ります。子ども達の事や将来の事や色々ゆっくり話ができてこちらもすごく良い時間です。ただ足裏だけでは終わらずその後肩腰背中のマッサージも要求してきます。しかしそこは「はい!」と返事してお受けしています。
この実践でまず家族が今まで以上に仲良くなったように思います。また仕事スタイルを変えてから、新しいお仕事を頂ける事が不思議に増えています。自分のリズムを変えると周りが変わるのだと改めて感じました。

橘 英樹

HMT株式会社

伊勢志摩倫理法人会

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私が倫理法人会と出会いましたのは、平成26年に社員として参加しました。
今でも覚えています!初めての万人幸福の栞の朗読は、~第四章~「人は鏡、万象はわが師」
これが、私の心に響きました。
その時は、社内の新たなブランディング化としての新規事業を創るプロジェクトチームで、仲間と切磋琢磨しながら、壁にあたっていた時でした。
この時に気づいたのが、その日までは仲間の社員に向けて!相手に向けて!【何とかしてもらおう。何とかさせよう。】としていました。。。でも!そうではなくて、【まずは自分でやってみる!】これがなかったことに気づきました。そうなんです、必死に考え学ぶだけで、自分はやってもいないのに、相手にばかり求めて、やってもらおうとしていました。それでは、誰もついてきてくれませんし、話しすら聞いてもらえません。。。そう、あの日から「自分が変わろう!!」と覚悟を決め!まずは自分が実践することを始めました。そうすると、いつの間にか仲間が増えていきました。そうなんです、「人間関係は鏡の法則」だったんです。 
その後も、倫理からの色々な気づきや実践から、今まで私がやってきた様々な学びの点と点が、線となり、どんどんつながっていきました♪ これが、倫理法人会での学びと実践でした。
「人生の差は、実践力の差!!」今の私の人生があるのは、自分の志の根底に倫理があるからだと思います!! この出会いと、ご縁に「感謝」です。