「恩意識について」
人は互いに支え合って生きています。生まれてから死ぬまで、一日といえども他の人々や物の「恩恵」を受けないでいることはできません。この「恩」という字は「囚」と「心」の二字が組み合わされており、「恩」とは心を他によせることを意味します。我々が日々学んでいる「万人幸福の栞」の中に「終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは、皆本を忘れるからである」と書かれた文章があります。ここにいう「本を忘れる」とは「恩を忘れる」ということです。「恩」の自覚こそが継続するエネルギー、働きの原動力になります。これからも恩意識を大切にして喜んで働きましょう。